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2009.10.30~11.1
東京のイベントにて佐渡ヶ島の物産品のマーケット調査を行いました。
2009.8.2~9.11
ちいバスツアーのレポートをしてきました。
2009.6.18~19
ケーブルテレビショーに参加してきました。

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青い瞳が観た竿燈まつり

東洋の魅力と熱気に満ちた祭り

小気味良い「どっこいしょ~どっこいしょ」のかけ声。長々と、そして差し手の男たちによって天に届けとばかりに掲げられた竿燈(かんとう)が夏の空を舞う「秋田竿燈祭り」は、東北を代表する秋田の祭りです。

江戸中期の宝暦年間(1751~61)に庶民の五穀豊穣や病魔、邪気を払うことへの願いに始まり、また一年の鬱積した気分を払う機会として、かつては町内と町内が争うたいへん荒々しい祭りだったそうです。

いまその流れは町内が技を競う一年に一度の晴れの舞台として、またたくさんの光が揺れ動く幻想的な夜祭として、さらには竿燈を掲げる技術を競う「妙技大会」に受け継がれ、あまたの老若男女がひとつに集う夏の風物詩となっています。

ロシア・イルクーツクから日本に来て2年余りの私が初めて観た秋田は、竿燈まつりの期間中であり、街の中は、「半纏(はんてん)」と呼ばれる独特のユニフォームの人たちであふれ、祭りに参加する人々のえもいわれぬ活気、差し手の流れる汗と真剣なまなざし、太鼓や笛で不思議な音色を奏でる女性たちの明るい笑顔など東洋の魅力に満ちていました。

祭りに男女の色恋はつきもの?

竿燈祭りを支えるのは、おもに市内の38からなる町内竿燈会の人々です。そのひとつ、大町「上亀之丁」に特別に参加させていただきました。

ユニフォームの背中には「亀」を象った大きなエンブレム。その昔「火消し」というとても危険で男気あふれる職業に就く人たちの証だったそうです。ちなみにロシアでも亀は長寿の象徴なんですよ。そのユニフォームを身にまとうと、とたんに町内の人たちとの距離がグンと縮まります。

そこでまず感じたのが男性の祭りにかけた情熱です。というのも、祭りは異性に対してアピールするとびきり良い機会。祭り装束の異性を間近にみるとつい見と れてしまう、そんな素敵な魔力が祭りにはあります。男性から聞くところによれば女性もより魅力的に見えるそうです。私もそんな風に見えていたかしら(笑)

竿燈を掲げる威勢の良い姿に秘めるもの

3つの時から竿燈祭りに参加している貴志冬樹くん(16歳)。 祭り好きはお父さんの影響だそうで、いまでは立派に一番大きな竿燈を掲げています。

何といっても一番輝いて見えるのは竿燈を掲げる差し手。もっとも大きいもので50kgもあります。
私も子ども用の竿燈にチャレンジしてみましたが、まっすぐ立てるだけでもひと苦労。支えてもらってようやくといった感じでした。
男性たちはただ掲げるのではなく、肩や腰など体のいろいろな部分を支えにし、次々に持ちかえていくのですから、まさにファンタスティック!←竿燈妙技のいろいろはこちら) バランスを崩してうっかり倒してしまおうものならイイ男も台無しなだけに、どの差し手の表情も真剣そのものです。その真剣さに惹かれてしまうんですよね。

でも本当のところは…幼い頃から祭りを見て育ち「いつかは一番大きな竿燈を掲げたい」と願い、そしてついに町内の代表となって重い責任を伴い掲げているという背景があるから…なのでしょうね。
250年にわたり幾つもの世代が親から子へと技術だけでなく、互いの思いを重ねながら誇りも伝えてきたわけですから、差し手が相当に威勢良く見えるのも納得できます。

ロシアにも「マースレニツァ」という古くから続く春祭りがありますが、形式的な伝承というものはそれほどありませんし、私も含め、多くの人が伝統という根 幹部分に対し、それほど強い思い入を持っていません。美味しいものがたくさん食べられるので楽しみな祭りではあるのですけれど(笑)

秋田のように先祖の思いまで受け継ぎ、また家族の絆を強くする伝統の祭りがあるというのは、本当にうらやましいことです。

光があふれる幻想的なシーンに彩られた夜

夜は幻想的な光景を楽しむことにしました。もちろん屋台村もお目当てです(笑)

幾つもの竿燈がゆっくりと進む光景は、写真で見たそれとは比べ物にならないほどに美しく、また感動的です。竿燈と並び進み、軽

妙な音を奏でるお囃子の子ど もや女性たちも晴れの舞台を楽しんでいます。男性も、女性も、そして子どもたちも2か月以上も前から繰り返し練習をしてるそうです。生き生きとして、自信 に満ちあふれていて、そういう人間の内面からあふれ出る”輝き”が祭りを美しく見せるのかもしれません。私ももっと前から練習に加わって、一緒に歩けたら もっと良かったのかもしれませんねっ。

さてさて、感動しているだけでもお腹はしっかりすいてきます。早速屋台村に一歩足を踏み入れると、そこはすでに宴もたけなわ。あちこちから愉しい声が聞こえて きます。お店が所狭しと並んでいて、秋田の人は気さくな方ばかりで、お店の周りをふらふらしているとすぐに仲良くしてくれました。そして何と言ってもお酒 がおいしい。ついつい飲みすぎてしまいますよね。

おまけ スペシャルサンクス

最後になりましたが、「上亀之丁」のみなさんには本当にお世話になりました。みんな明るくて、楽しくて、優しかった。
はじめての秋田、とってもステキな思い出ができました。この感動を私はきっと忘れないと思います。
いつか好きな人と一緒にまた来ることができたらイイかな?だって「竿燈まつり」はとってもロマンチックな祭りですから(笑)
みなさんも、私のことを忘れないでいてくれたらうれしいです。またどこかでお逢いできることを楽しみにしています。

ヤナより。


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