- 倉持 恵美 (くらもち えみ)
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・フリーアナウンサー
大阪の酒屋生まれ。フリーアナウンサーとして、ゴルフ番組やリポート番組を中心に活動。また、利酒師・焼酎アドバイザーとして、常に料理や器とお酒の相性を提案。日本文化の魅力を多くの方に知っていただくため、酒を風呂敷に包み、着物姿という、自称和文化3種の神器で精力的に奔走中。
・利酒師
・焼酎アドバイザー
ブログ:倉持恵美のペロンと一緒♪
チームマイナス6%メンバー No.774
目が点になります!
これまで、二葉苑さんに関して染の技術を中心にご紹介してきましたが、
今回はその染めになくてはならない、型紙に関してご覧いただきましょう。
一反の反物を作成するのに、更紗の場合30枚ほどの型紙は最低でも必要になります。
少しずつ色の変化をつけるには、その変化に合わせて型紙が何枚も増えていくのです。
何百年も昔から、素敵な柄を求めて、職人は多くの型紙を作ってきました。
更紗の歴史は約500年と言われ、インドやペルシャなどのエキゾチックな柄が代表的ですよね。
一方、小紋は室町時代の技術で、各当主によって、小紋の柄が決まっていたこともあり、
定め小紋というものも存在します。
型紙は産地によって、伊勢型紙や鍋島など名前が付けられています。
その型紙を見てみると、どれも茶色くなっているのですが、
これは、柿渋で防腐加工がされているのです。
さてさて、着物を着られる方ならご存知だと思いますが、
小紋には、無数の点で描かれた細かい模様がありますよね。
実は、あの細かい点一つ一つにも、手作りの型紙があるんです。
こちら・・・。
写真でこの細かさがわかりますかね~。
本当にビックリするほどの小さい丸の集合です。
こうした細かい型紙を作るには、穴を開ける針のようなものがついた道具が使われます。
このキリのような道具で一つ一つ手作業で模様を彫っていくのです。

気の遠くなりそうな作業です!!
私も体験させていただいたのですが、穴を空けることは結構楽しいんです。
ですが、この数と少しのズレも許されない緻密な作業が続くことを考えると、
大雑把な性格の私には到底無理な仕事です。
「自分、不器用なものですから~」と思わず、独り言が出てしまいました(汗)
それを涼しい顔をしてこなす職人さんには天晴れでした!
こんなに細かなところにも、機械ではなく、人間の技術と温もりが込められている。
更紗と小紋の奥深さにまたひとつ触れられた取材でした。
- 2009.03.19
- 染色「二葉苑」
- kuramochi




