- 矢島 里佳(やじま りか)
-
慶應義塾大学在学
出身:東京都
趣味:茶道・華道・着物・身近な「和」探し・ピアノ・フルート・ゴルフ目標:和の花咲かせ職人
『21世紀に和の居場所を作る、現代人の日常生活と日本の伝統文化の融合』日本の伝統文化を世界に広めるため、起業を目指して日々活動しています。活動:
☆高校3年次に「TVチャンピオン2 なでしこ礼儀作法王選手権(テレビ東京)」優勝。
☆現在、ライター、書籍執筆、講演会、セミナー講師、司会、モデル、コラボレーション企画などのお仕事をさせていただいています。
ちいバス四国篇「NPO法人 グリーンバレー」
~NPO法人グリーンバレー~
「ネットワークの形成、成功体験の共有!」
By大南信也さん
NPO法人グリーンバレーさんは、芸術・文化の発展、国際交流の推進、環境の美化や景観の改善、町の所有する施設の指定管理事業、町移住交流支援センターの運営を通じて、徳島県神山町を素敵な町にすることを目的として事業を行っていらっしゃいます。
主な事業は、神山アーティスト・イン・レジデンス、棚田再生、伝統芸能の復活、劇場寄井座の復活など、たくさんの魅力的な活動をしていらっしゃいます。
グリーンバレーさんの活動のはじまりについて、理事長の大南信也さんが語ってくださいました。「昭和2年、カリフォルニアでの日本人排泄運動を知った米国人実業家、ギューリック博士の呼びかけで、12739体の人形が米国の子供たちから日本の小学校などに贈られました。人形は、受領した各校でまたたく間に人気者になったのですが、後の日米開戦により、一転し、「敵国人形」烙印を押され、各地で焼かれたり、壊されたりし、現存するのは300体余り。この現存する「青い目の人形アリス」の送り主を探し出し、里帰りを実現させたことがきっかけとなり、グリーンバレーの活動が始まりました。」
最初はこのような国際交流からのスタートでしたが、現在では国際交流だけではなく地域の交流、地域の活性化にもグリーンバレーさんは貢献していらっしゃいます。
代表的な事業として、「神山アーティスト・イン・レジデンス」という事業があります。神山の住民、地域の一員となって活動してくださるアーティストさんを募集して受け入れるプロジェクトです。約3ヶ月間アーティストの生活費、作品製作費、居住地、旅費などをすべて負担して、国内外から素晴らしいアーティストを招致しているのです。インターネットを活用し、世界中のアーティストに「神山でアート作品を作りませんか。」と呼びかけて、日本人はもちろん、外国人を神山にたくさん呼んでくることに成功しています。
休校中の下分小学校をたったの5万円で改装して、アーティストが作った作品を飾れる場所を作ったり、アーティストが応募するのに応募料を設けて、お金が入る仕組みを作ったりと様々な工夫も随所に見られます。また、アーティストはお客様ではなく仲間として触れ合うことで親近感がうまれ、神山アーティスト・イン・レジデンスの受け入れ期間が終わった後も、自費でいいからといって何度もリピートして神山に来るようになるなど、着実にその効果を上げています。
とてもたくさんのアイディアが現実に実行され、成果を出しているクリーンバレーさんですが、様々な活動をしてもどうしても過疎化を食い止めるのは難しいようです。
けれども、大南さんは過疎化をとても前向きにとらえていらっしゃり、「創造的過疎」というユニークな、けれどもとても現実的な理論を語ってくださいました。創造的過疎、何年後に人口がどれくらいになるかをしっかりと見据えて、生活を維持するためには何人の移住者が必要、また、どのような職業に従事していらっしゃる方に移住してもらえると生活が豊かになるのかを考え、そういった職業の人々を積極的に受け入れるといった活動もなさっています。
世界と地域をうまくつなげることで、日本を飛び越えたところで過疎化地域が生き残るための解決策を見出すことができるという、グローバルな地域活性化を推し進めていらっしゃるクリーンバレーさん、地域に魅力的な制度を作り、魅力的なコンテンツになりえる人を招致する、すばらしい仕組みを構築なさっているなぁと感じました!
☆大南信也理事長から若者へのメッセージ
「できない理由より、できる方法を!とにかく始めろ!Just Do It!!」
- 2009.11.26
- ちいバスツアー
- 矢島里佳(なでしこりか)
